家賃はなんのためにあるのでしょうか。
DVDをレンタルするのと同じように、部屋を借りるにあたっての賃貸費というのは判りきったことですが、家賃の仕組みは?
これには、大家さんにとっての賃貸物件の意味から知らなくてはなりません。
大家さんが賃貸物件を経営しているのは、不動産投資のためです。
持っていた更地にマンションやアパートを建て、もしくは投資用賃貸物件を購入し、賃貸経営して家賃収入を長年に渡って得ていくのが不動産投資。
不動産投資には相続税対策になるとか管理の大変さだとか考慮すべきことは多々ありますが、基本的には空室を発生させないように入居者を募集して、毎月滞りなく家賃を得て収入源とするのです。
そのため、もし空室があればその分だけ月の収入が少なくなってしまいます。
空室無しで家賃収入を得られているのであれば、その大家さんはボロ儲けでは!?と思いきや、世の中そう上手くはいきません。
物件を建てる、あるいは購入する際にはローンを組むことになるでしょう。
物件を経営するようになってからは、そのローンを返済していかなくてはなりません。
また、月日が経つにつれて老朽化する建物をたまにはリフォームしなくてはなりませんし、共用部分の清掃を始めとした基本的な管理も欠かしてはなりません。
それに、空室が発生すれば即座に新しい入居者を募集しなくてはならず、そのための広告費なども必要になります。
これら様々な費用に家賃が充てられるのです(家賃の他、管理費や礼金なども)
もちろん、いずれローンの返済が終われば支払っていた分懐が潤いますが。
不動産投資を行っている人は、物件を手に入れる当初からこういった家賃による収入と経費の関係を考慮しています。
むやみに家賃を値下げしてもらったり支払いを滞らせるのは、経営難に陥らせることにもなるのです。